トレルボルグ、モロッコで航空宇宙産業向けシール製品の工場を建設

モロッコで航空宇宙産業向けシール製品の工場を建設
トレルボルグは、航空宇宙産業向けシールソリューションに特化した新しい生産工場をモロッコに設立することを決定しました。この新しい工場は、同国の複数のお客様向けに現地でのプレゼンスを確立すると同時に、航空機業界の需要拡大に応えることを目的としています。

「モロッコのカサブランカは、航空宇宙企業の中心地として発展してきました。現在、同国内にはこの業界向けのポリマーシールに特化した企業はありません。当社の新しい工場は、お客様への現地供給と今後も成長が見込まれる業界において、当社の世界全体での生産能力を向上させる重要なステップとなるでしょう」と、トレルボルグの社長兼CEOであるPeter Nilssonは述べています。

 

この先端の生産工場は、カサブランカのモハメド5世国際空港に隣接するMidparc Industrial Freezoneに建設され、屋根に設置されたソーラーパネルからエネルギー供給の大部分を賄う予定です。また、この施設の初期面積は5,000平方メートル以上で、航空業界のサプライヤーの厳しい要件に対応する予定です。

 

トレルボルグは、モロッコの航空宇宙トレーニングセンターであるIMAと提携し、将来の従業員向けの教育を行います。この施設は、2025年末までに稼働開始を目指します。尚、投資金額は最初の2年間で1億SEK以上となる見込みです。

 

トレルボルグは、すでにモロッコに自動車用ブーツの生産工場を所有しています。