トレルボルグはインダストリー4.0を推進するためSmart Data Innovation Labに参画しています。

トレルボルグはインダストリー4.0を推進するためSmart Data Innovation Labに参画しています。
トレルボルグシーリングソリューションズは、Smart Data Innovation Lab (SDIL)に参画しています。 最初に取り組んでいるプロジェクトは、Advanced Condition Monitoring for Sealing Solutionsです。トレルボルグ社が取り組むプロジェクトのパートナーは、カールスルーエ工科大学とIBM社です。

SDILでは、ドイツ国内だけでなく、ヨーロッパ全土に渡り、ビッグデータのリサーチャーを派遣し、様々なビッグデータとインメモリーテクノロジーに対する独自の解析作業を提供しています。つまり、産業分野と科学が緊密に協業することで、これまでビッグデータ内に埋もれていた新たな価値を見つけ出し、そこから『スマートデータ』抽出することが可能となります。 SDILでのプロジェクトは、インダストリー4.0、スマートシティー、個別化医療という戦略分野にフォーカスしています。

Johannes Kunze von Bischhoffshausen (トレルボルグ シーリング ソリューションズのDigital Transformation and Internet of Thingsマネージャー)によると、『インダストリー4.0とIoTは、世界中の製造業で重要な分野となってきています。 どのような製品で何処にあろうとも、製品自体がよりスマートに、そしてインテリジェントなものになる必要があると言われています。』

Johannes Kunze von Bischhoffshausenは続けます、『SDILは、インダストリー4.0の目標を達成するために、コンポーネントの開発者や製造現場における日々の業務をより簡素化する研究を行う素晴らしい機関です。 トレルボルグ シーリング ソリューションズにおいては、“インテリジェントシールシステム”がエンジニアの長年の夢です。 SDILの支援の下、Advanced Condition Monitoring for Sealing Solutionsプロジェクトでパートナー企業と協業することは、ある意味私たちの夢を実現できることになると考えています。』

トレルボルグ シーリング ソリューションズは、自社の幅広いテスト装置を使用し多岐にわたる精密な測定試験を行い、シールの状態を測定・予測する業務を継続して行っています。 これにより温度、速度、圧力、振動などの測定結果が高い頻度で得られます。 そしてSDIL、カールスルーエ工科大学、IBM社によるビッグデータ解析技術を活用することで、トレルボルグでは最新の機械学習を採用することができようになり、新たな見識の獲得や、試験コストの低減、製品使用現場での”advanced condition monitoring of sealing solutions”の土台を築くことに繋がると考えています。